@弁理士の仕事内容
弁理士は特許・実用新案・意匠・商標国際出願など
工業所有権に関して、特許庁への出願・申請・登録を代行する業務を行います。
また、発案者に代わって依頼された物件(商品)の権利侵害について審判請求や
訴訟も扱います。
※特許・・・有用な発明をなした発明者またはその承継人に対し、
その発明の公開の代償として、一定期間、
その発明を独占的に使用しうる権利(特許権)を国が付与するものです。
※実用新案・・・物品の形状、構造、組み合わせに係る
考案を独占排他的に実施する権利です。
※意匠・・・、ある対象(商品)について、良い構成を工夫することを言います。
(これを仕事とする人をデザイナーと言います。)
※商標・・・商品につけられた名前、図形、記号といった平面的なもののほか、
特徴的な商品の形状、店舗に設置される立体的な看板などを言います。
メーカー等では社内に出願業務の部署を設けている場合が多い為、
弁理士の資格取得者は独立開業よりは会社内の部署で働く場合が多いです。
A弁理士の試験内容
一次試験:短答式筆記試験:
工業所有権四法、条約、著作権法、不正競争防止法
二次試験:論文式筆記試験:
[必須科目]工業所有権に関する法令、特許・実用新案に関する法令
意匠に関する法令、商標に関する法令
[選択科目]工学、数学・物理、化学、生物、情報、法律のどれか1つ
三次試験:口述試験
工業所有権に関する法令、特許・実用新案に関する法令
意匠に関する法令、商標に関する法令について出題されます。
合格率は4〜5%と非常に低い合格率となっています。
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